SCVMM ジョブ保存設定変更方法

皆さんこんにちは、System Center サポートチームの 保科と申します。 今回は、System Center Virtual Machine Manager (SCVMM) で保存されるジョブ履歴の保存設定についてご紹介いたします。 本ページが対象とする SCVMM バージョンSCVMM 2016SCVMM 2019SCVMM 2022 概要SCVMM で実行される処理の多くは、ジョブという形で実行されます。このジョブが実行されると、実行可否に関わらず、履歴としてすべて SCVMM データベースに存在する [dbo].[tbl_TR_TaskTrail] というテーブルに保存されます。ジョブ履歴ですが、バッチ処理を組まれる等して大量のジョブが短期間で実行される環境においては、このテーブルが肥大化する要因となります。テーブルが肥大化することで、SCVMM 観点においては下記の影響が...

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Japan System Center Enterprise Management (SCEM) チームの Blog 新規開設のお知らせ

Blog 新規開設のお知らせこんにちは、System Center Enterprise Management (SCEM) サポート チームです。この度、Japan System Center Enterprise Management (SCEM) サポート チームのブログを新規に開設しましたことをお知らせいたします。 こちらのブログでは、我々のチームで扱う System Center 製品のテクノロジーに関する話題を中心に情報を発信していきます。マイクロソフトでは、各製品の動作仕様や、開発部門などからも多くの公式な公開情報を提供しております。このブログでは、新機能に関してのご紹介だけでなく、マイクロソフト製品をご利用のお客様よりサポート依頼を直接受けているサポート エンジニアという立場から、時には私どもの視点を交えて、皆様のお役に立つ情報をご案内したいと思います。これから本ブログで公...

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一部の System Center 2019 で SQL Server 2019 を使用する際の前提条件

皆さんこんにちは、System Center サポートチームの 保科と申します。 2022 年 2 月 16 日現在、System Center 2012 の延長サポートが終了間近であったり、System Center 2016 のメインストリームサポートが終了となります。これに伴い、System Center 2019 へのアップグレードや新規環境構築を検討されているお客様も多くいらっしゃるかと思います。System Center 2019 で使用するデータベースでは、SQL Server 2019 の使用がサポートされております。本記事では、一部の System Center 2019 で SQL Server 2019 を使用する際の注意点について説明いたします。 本記事が対象とする System Center 製品 ・System Center Operations Manage...

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SCOM 2012 R2 エージェントのアンインストール時のトラブル事例

皆様こんにちは、System Center サポートチームの 佐藤 です。 本日は System Center Operations Manager(以後 SCOM)のエージェントの入れ替え作業の失敗事例をご紹介いたします。2022 年 1 月現在の状況として、(SCOM 2012 R2の延長サポートのフェーズが2022年7月に終了)することに伴い、SCOM 2016や2019 など後継バージョンの環境を新規構築して移行を進めている、もしくはご計画されているお客様もいるかと存じます。 その際、監視対象コンピューターにて SCOM 2012 R2 のエージェントのアンインストールを行う事となりますが、アンインストール時に想定外に発生したトラブル事例についてご紹介いたします。 アンインストールした際には下記パスのように SCOM エージェント専用のフォルダやフォルダ配下のファイルが削除される...

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SCOM エージェントの入れ替え作業の失敗事例

皆様こんにちは、System Center サポートチームの 佐藤 です。 本日は System Center Operations Manager(以後 SCOM) のエージェントの入れ替え作業の失敗事例をご紹介いたします。2022 年 1 月現在の状況として、(SCOM 2012 R2の延長サポートのフェーズが2022年7月に終了)することに伴い、SCOM 2016や2019 など後継バージョンの環境を新規構築して移行を進めている、もしくはご計画されているお客様もいるかと存じます。 その際、監視対象コンピューターにて SCOM 2012 R2 のエージェントのアンインストールを行い、SCOM 2016 や 2019 のエージェントをインストールすることになりますが、アンインストール時に想定通り削除が出来ず、SCOM 2012 R2 向けのレジストリ設定やフォルダが残存してしまい S...

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SCVMM サーバーおよび SCVMM 管理対象サーバーの自己署名証明書の更新手順

皆さんこんにちは、System Center サポートチームの 保科と申します。 今回は、System Center Virtual Machine Manager (SCVMM) で使用する自己署名証明書の有効期限が切れた場合や、削除をされた場合の対処方法についてご案内いたします。 [本ページが対象とする SCVMM バージョン]SCVMM 2016SCVMM 2019SCVMM 2022 [概要]SCVMM では、SCVMM サーバー機能をインストールしたサーバーや、SCVMM にて管理対象となる Hyper-V サーバーに SCVMM エージェントがインストールされた際、同時に自己署名証明書も当該サーバーにインストールされます。これは、SCVMM サーバーと管理対象 Hyper-V サーバーの間の通信の安全性を確保するためにインストールされます。そのため、この自己署名証明書は、SC...

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AdtAdmin / setquery でアクセス拒否エラー(0x00000005)が発生する場合の対処法

皆様こんにちは、System Center サポートチームの 佐藤 です。 本日は System Center Operations Manager(以後 SCOM) の機能である 監査コレクション サービス (ACS) (監査コレクション サービス (ACS) コレクターとデータベースをインストールする方法 | Microsoft Docs)において WQL クエリ設定を実行する際に必要な設定をご紹介いたします。 ACS は WQL(WMI Provider for Server Events と WQL の使用 - SQL Server | Microsoft Docs)を使用して取得対象のイベントの範囲を絞ることが可能です。これは ACS データを保存するデータベースの肥大化の防止、また不要なデータを取得しないことでSCOM 管理サーバー/監視対象サーバーの処理負荷の軽減に寄与いた...

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